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「死の棘日記」島尾 敏雄 [島尾 敏雄]


「死の棘」日記

「死の棘」日記

  • 作者: 島尾 敏雄
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/04/01
  • メディア: 単行本


内容(「BOOK」データベースより)
敗戦の色濃い昭和19年暮れ。海軍震洋特攻隊の隊長として奄美群島加計呂麻島に赴任してきた青年将校は、琉球南山王の血をひく旧家の娘と運命の出会いをする。のちに、「純文学の極北」と謳われた島尾敏雄と、田村俊子賞作家で歌人の大平ミホである。敏雄はあやういところで特攻出撃をまぬがれ、戦後神戸でミホと結婚するが、昭和27年、作家を志す敏雄は家族とともに上京し、東京小岩に居を構える。二人の子供を抱えた困窮の生活ではあったが、敏雄は着々と作家としての地歩を築きつつあった。しかし悲劇が一家を襲った。敏雄の不倫がもとで、ミホが神経に異常をきたしたのである―この日記は、それから一年あまりにわたる夫婦の凄絶な葛藤の記録である。
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死の棘 (新潮文庫)

死の棘 (新潮文庫)

  • 作者: 島尾 敏雄
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1981/01/27
  • メディア: 文庫


内容(「BOOK」データベースより)
思いやりの深かった妻が、夫の「情事」のために突然神経に異常を来たした。狂気のとりことなって憑かれたように夫の過去をあばきたてる妻、ひたすら詫び、許しを求める夫。日常の平穏な刻は止まり、現実は砕け散る。狂乱の果てに妻はどこへ行くのか?―ぎりぎりまで追いつめられた夫と妻の姿を生々しく描き、夫婦の絆とは何か、愛とは何かを底の底まで見据えた凄絶な人間記録。
タグ:島尾 敏雄
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