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「瑠璃の海」小池真理子~人間という生き物 [小池 真理子]

久しぶりに再読しましたので・・

まさに当時と同じ感想ですね。

ということで

恥ずかしいですが、自分で書いた過去のレビューを引用いたします。
最も参考になったカスタマーレビュー

4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
人間という生き物
投稿者 だみあん 投稿日 2008/2/17
形式: 文庫
いやー他の方も書いていますが、ホント長かった〜やっと先程読み終えました。

やはり・・・このような結末になったのか、が本を閉じた後出た言葉でした。
まぁ二人的には甘美な結末でしょうね。
あえて、弱いだの・女々しいだのは言いません

この場を逞しく生きていくことも出来たでしょう、しかしそれが何になるでしょう。
獣と違う人間の崇高なる判断は「自ら結果を出す」こと。
人間以外に出来ない脳的所作ですね

人間とはこういうシナリオも描けるという証明でしょうね
また、他の者を巻き込むのも人間だけですね
一見、袋小路に追い込まれての判断と見間違うところもありますがボクはコレでよかったと思っています。

改めて、人間が生来持っている深い闇とドロドロ感を見せ付けられました。
タグ:小池真理子
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「真実真正日記」町田康 途中でリタイア! [町田 康]


真実真正日記 (講談社文庫)

真実真正日記 (講談社文庫)

  • 作者: 町田 康
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/11/12
  • メディア: 文庫


大好きな町田康ですが、この本は途中で投げ出してしまった。 あまりにも自己陶酔的な妄想がしつこすぎる。 町田信者にはこういう表現も無条件で受け入れられるかもしれないが ボクは面白いもの(感動・畏敬・笑い・悲壮)以外の実験的なものには反応しない(成長がないのかもしれない)

内容(「BOOK」データベースより)
僕は作家だ。だが執筆中の小説はまったく進まない。たまには本当のことを書きたい。これはフィクションに疲れたマイナー作家の、ささやかな休暇としての日記だ。誰にも見せないのだから嘘は書かない。そういう意味で、僕はこの日記を真実真正日記と名づけよう。虚と実のあわいを絶妙に描き出す慟哭の記録。


タグ:町田康
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「壁」安部 公房 [安部 公房]


壁 (新潮文庫)

壁 (新潮文庫)

  • 作者: 安部 公房
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1969/05/20
  • メディア: 文庫


(Amazonレビューより)ある朝、突然自分の名前を喪失してしまった男。以来彼は慣習に塗り固められた現実での存在権を失った。自らの帰属すべき場所を持たぬ彼の眼には、現実が奇怪な不条理の塊とうつる。他人との接触に支障を来たし、マネキン人形やラクダに奇妙な愛情を抱く。そして……。独特の寓意とユーモアで、孤独な人間の実存的体験を描き、その底に価値逆転の方向を探った芥川賞受賞の野心作。
タグ:安部 公房
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「黒い太陽」新堂冬樹 [新堂 冬樹]


黒い太陽(上) (祥伝社文庫)

黒い太陽(上) (祥伝社文庫)

  • 作者: 新堂 冬樹
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2008/08/30
  • メディア: 文庫


内容(「BOOK」データベースより)
キャバクラ“ミントキャンディ”の黒服・立花篤は、父の入院費を稼ぐため、嫌悪する水商売に身を投じた。救いは、密かに想いを寄せるNO.1キャストの千鶴。勝ち気な立花は、「風俗王」の異名をとる藤堂社長に見込まれ、さらに、歳の近い若きホール長・長瀬の凄腕に刺激を受けて、この世界の魅力に取り憑かれる…。裏社会を描破する鬼才が、今、風俗産業の闇に挑む。


黒い太陽(下) (祥伝社文庫)

黒い太陽(下) (祥伝社文庫)

  • 作者: 新堂 冬樹
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2008/08/30
  • メディア: 文庫


内容(「BOOK」データベースより)
「闇の世界を煌々と照らす、夜の太陽になれ」キャバクラ“ミントキャンディ”の黒服・立花篤は、「風俗王」の異名をとる藤堂社長から最年少ホール長に抜擢されるも、失意のうちに退店した。やがて、王座を奪うべく渋谷に新店をオープン。だが、直後、藤堂の放ったライバル長瀬の店が目の前に…。連続ドラマ化された圧倒的興奮のエンターテインメント、暗黒の結末は―。
タグ:新堂冬樹
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「あふれた愛」天童荒太 [天童荒太]


あふれた愛 (集英社文庫)

あふれた愛 (集英社文庫)

  • 作者: 天童 荒太
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2005/05/20
  • メディア: 文庫


内容(「BOOK」データベースより)
ささやかでありふれた日々の中で、たとえどんなに愛し合っていても、人は知らずにすれ違い、お互いを追いつめ、傷つけてしまうものなのか…。夫婦、親子、恋人たち。純粋であるがゆえにさまざまな苦しみを抱え、居場所を見失って、うまく生きていくことができない―そんな人々の魂に訪れる淡い希望を、やさしくつつみこむように描く四つの物語。天童荒太の本質がつまった珠玉の作品集。
タグ:天童荒太
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