「真実真正日記」町田康 途中でリタイア! [町田 康]
大好きな町田康ですが、この本は途中で投げ出してしまった。 あまりにも自己陶酔的な妄想がしつこすぎる。 町田信者にはこういう表現も無条件で受け入れられるかもしれないが ボクは面白いもの(感動・畏敬・笑い・悲壮)以外の実験的なものには反応しない(成長がないのかもしれない)
内容(「BOOK」データベースより)
僕は作家だ。だが執筆中の小説はまったく進まない。たまには本当のことを書きたい。これはフィクションに疲れたマイナー作家の、ささやかな休暇としての日記だ。誰にも見せないのだから嘘は書かない。そういう意味で、僕はこの日記を真実真正日記と名づけよう。虚と実のあわいを絶妙に描き出す慟哭の記録。
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「テースト・オブ・苦虫」町田康 [町田 康]
おっさんは世界の奴隷か - テースト・オブ・苦虫6 (中公文庫)
- 作者: 町田 康
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2012/02/23
- メディア: 文庫
内容(「BOOK」データベースより)
食事に誘われたのに自分で予約をとらされ、身勝手で一方的な原稿依頼を受けそうになり、旅行が苦手なのに旅に出て―。「非常識な奴が嫌いだ」「対談下手」「だんじりみたいなファイト」「文学と音楽の狭間で」ほか、大人の味のエッセイ集、苦み走って好調第六弾。
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「きれぎれ」町田 康 [町田 康]
「―― 大きい俺や小さい俺、青空に円形に展開、みな、くわっとした格好で中空に軽くわなないている ――」。親のすねをかじりながら無為の日々を送っていた「俺」はかつて、ともに芸術家を志し、その才能を軽視していた友人が画家として成功したことを知る。しかも、美貌と評判高い彼の妻は、「俺」が見合いをして断った女だという。よじれて歪んだ心が生むイメージが暴走した果てに「俺」が見たものは…。
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