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「崩れる―結婚にまつわる八つの風景」貫井 徳郎 [貫井 徳郎]

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   ◆個人ではなく家族で考える独立起業プランのススメと開業生存率
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再就職市場において商品価値が高い転職年齢の上限は32歳までと言われている
その一方で、新規独立開業する平均年齢は41.4歳と
意外と高い。つまり起業する人の大半は転職の適齢期を大幅に過ぎてから“独立
”を決意していることになる。そのため、起業が失敗したと気付いた後に再就職
をすることはかなり難しいのが実態。
では独立開業者の中で、自分のビジネスを成功し続けられる人の割合がどの程度
かといえば、開業1年目で約3割の人が廃業をし、10年経過後までに廃業した人
の割合は開業者全体の7~8割にもなっている。自分の人生に夢を描いて独立し
てみるものの、厳しい競争の中でほとんどの開業者が淘汰されてしまっているの
が、現実の姿なのである。

そうは言っても、「無理にサラリーマンで居続けること」が必ずしも正しい選択
でないのが、現代のビジネスマンにとって悩ましいところ。40歳を過ぎた頃には
自分がサラリーマンとして社内でまだ成長している見込みがあるのか、それと
も“死に体”となっているのかの判断は、自然とわかるものだろう。会社のサラ
リーだけに依存していれば、突然リストラされた翌日からすぐに生活に困ってし
まう。サラリーマン世帯の収入が勤務先からの給料のみに限定されていることを
考えると、現代のサラリーマンが“安定した職業”とは言い難い。
そこで「ファミリー(家族)としての起業」という発想を持つことが大切になる
自分一人の力だけで新しい事業を立ち上げようとするのではなく、ファミリー
が力を合わせて新たな収入源を開拓したり、世帯トータルでの収入を増やしたり
一つの収入源が途絶えても、残りの収入源で生活費をカバーできるだけの柔軟
な「ファミリー経営」をすることも、ある意味において正しい“起業の方法”と
いえるのだ。



内容(「MARC」データベースより)
家庭内殺人。ストーカー。怪しい隣人…。家が崩れ、家族が崩れ、町が崩れ、次はあなたが…。怯える、憑かれる、追われる、壊れる、誘われる、腐れる、見られる。結婚の"幸福の方程式"を突き崩す8つの事件。


崩れる 結婚にまつわる八つの風景 (角川文庫)

崩れる 結婚にまつわる八つの風景 (角川文庫)

  • 作者: 貫井 徳郎
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2011/03/25
  • メディア: 文庫




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タグ:貫井 徳郎
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